服部 夏子

1987年、福岡県出身。2005年、第46回北九州美術家連盟公募展毎日新聞 社賞受賞。2006年、第15回青木繁記念大賞公募展で最年少入選を受賞 後、同公募展で受賞を重ねる。同年、第39回西日本美術展入選の後一回 受賞、第62回福岡県展入選。第40回西日本美術展入選。

 

2010年、筑波大学芸術専門学群洋画専攻を卒業後、N Yに渡米。 M ocoM oco Sculptureと名付け、独自のSoft Sculptureを制作し始める。 T he A rt Students League に入学後、2010年、T he A rt Students League of N ew Y ork, M ixed M edia部門において、優秀賞。2012年度には、最優秀賞を受 賞する。同年、T he A rt Students League of N ew Y ork, N Yにて奨学金を 受け取る。W A H C enterで行われた"T he G rand H arvest" では、T he 16th A nniversary G rand H arvest Em erging A rtist賞を受賞、Y uko N i財団のコレク ションとなる。 ザ・ウォールストリート・ジャーナル・ビルでの大規模な個展をはじめ、 C helseaのC ealum G allery、JaN et会館また、B erkeley C ollege M anhattan等 で個展を行った。また、日本国総領事館やFirst Street G allery, SPA C E W O M b, W A H C enter, N ave G allery, M Aを始めとする 様々な場所でグル ープ展を開催。 その他、N Y内のショーウィンドウディスプレイやパフォーマンス、インスタ レーションを行う。現在、N Y にあるアトリエを拠点に精力的に活動している。

 

アーティストステートメント

布という素材は、私たち人間にとって、最も身近な素材である。そうだか らこそ、この素材によって伝わる、人の暖かさや人間味、繊細な感情や自 然な美しさなど、これらの無限の可能性を使い、作品を制作することに意 義を感じている。 これらの作品は、まず、お手玉のような布のボールを作り、それぞれを縫 い合わせることによって、完成する。 このように、どの作品も、綿を布で「包む」という行程が重要である。「包む」 という行為には、様々な苦痛や悲しみ、挫折や憎しみをも、愛や希望、そし て人の暖かさで「包み」、肯定的なエネルギーに換えるパワーがあると感じてい る。そして、この「包む」という行為を、上述したように、私たちにとって一番身近 な素材である布で行うことによって、N atsuko H attoriの作品は表現されてい る。